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●タマネギの食効 タマネギは、健康維持に優れた働きをする栄養素がたくさん含まれています。 この「プロピルメチルジスルフィド」は、生のタマネギ中には違ったカタチで存在するため、ドロドロ血対策には有効ではないのですが、タマネギを切ったりして、細胞が破壊されると酵素により臭いを発する物質となり、さらに時間が経て「プロピルメチルジスルフィド」となります。こうしてはじめて有効な状態になります。加熱調理の時にも、切ってから15分ほどはそのまま空気に触れる状態で放置することによってサラサラ成分が有効な状態で摂取可能となります。 タマネギを切ると、目にしみて涙がでますが、これは、硫化アリルの一種のアリインが酵素の働きでアリシンに変化するからで、これがネギ臭さの成分です。この成分が目を刺激し涙がでるようになります。切れの悪い包丁では、細胞をたくさん破壊してしまうため、より多くのアリインがアリシンに変化するためよけい目にしみます。良く切れる包丁で切るとあまり目にしみないです。硫化アリルはビタミンB1と結びついてアリチアミンとなりますが、これは吸収性がよく、ビタミンB1の吸収を促してくれます。消化液の分泌も促してくれます。 今回は、このタマネギの効果的な食べ方をご紹介します。 i-modeでは、http://www.cam.hi-ho.ne.jp/h-yoko/i/r1.htmlでご覧いただけます。 ●材料1・タマネギ 2個 2・砂糖 大さじ3 (入れすぎには注意!。できれば黒砂糖がお勧めです。) 3・塩 小さじ2 (沖縄の天然塩ムーマアス、マグネシウムやクエン酸入りの 4・酢 3/4カップ (天然醸造酢、リンゴ酢、黒酢などがお勧めです) 5・食用油 3/4カップ (特にシソ油がお勧めです) 6・みりん、酒、しょうゆ 各1/2カップ ●タマネギは特にピロール農法によるタマネギがお勧めです。一度食べるとその甘さ、おいしさに驚かれると思います。栄養価も特筆ものですよ!
反対にシソ油か亜麻仁油に豊富に含まれるアルファーリノレン酸は、アレルギーやガンを抑制するといった働きが注目されています。 参考販売サイト(ついでですが、ここでは無精製のハチミツもあります。お勧めです!)
●作り方1・タマネギ2個を薄くスライス、空気の触れる状態で15分ほど放置。 2・用意した調味料をすべて広口ビンに入れる。 3・スライスしたタマネギを、上記のビンに入れる 4・良く振って、冷暗所でそのまま一晩寝かせる。・・・これで完成です! ※こうしてできたドレッシングは、冷暗所に保管しますが、1週間以内に使い切りましょう。 |