黒ゴマ、について |
黒ゴマ、これも黒大豆と同じように色の黒のが特徴です。 ゴマには、ゴマ特有のゴマリグナン(セサミン、セサミノール、セサモールなど)やビタミンEなどの抗酸化成分が豊富に含まれています。 漢方によれば、黒ゴマや黒大豆は、“腎”の機能を高める働きがあるとのこと。 漢方でいう“腎”とは、腎臓のみならず副腎、生殖器、脳、生体調整ホルモンを分泌する器官なども指すようでうですが、これらの臓器そのものを表しているのではなく、これらの臓器を司るいわば“機能”を表しているのです。 “腎”とは、つまり人間の生命力に他なりません。 “腎虚”というのは、腎の気が乏しい、つまり生命力の弱った状態を言うようですが、黒ゴマや黒大豆など黒い食品には、この腎虚に陥った状態を快復させる働きがあります。 ゴマの抗酸化成分は火を通すことにより、分子が小さくなり人体への吸収率が高まります。 ゴマは古代エジプトやメソポタミアなどの遺跡からも出土するほど、大昔から使われてきた食材です。 ヘブライ語聖書(最古の聖書)には、「神の創造による不滅の植物」と記され、また中国最古の医薬書である「神農本草経」にもゴマのすぐれた効能が示されています。中薬大辞典では、ゴマは「肝腎を補い、五臓を潤す」とも記されています。 ゴマの栄養素は、油脂が約半分(オレイン酸40%、リノール酸10%)。 タンパク質では、メチオニン、トリプトファンが豊富です。 カルシウムが、チーズの2倍、牛乳の11倍ほど。 ゴマリグナン類(セサミン・セサミノール・セサモール)は約1%です。 セサミンの働きは、特に肝臓で発生する活性酸素を効果的に効率的に除去。 ゴマは、以上のようにすぐれた食材のですが、なかなか食材の主役にはならないのが現実です。 黒ゴマ酒の作り方1・黒ゴマ、100グラムを強火で炒める。 2・煎った黒ゴマと焼酎1リットルを、密閉できる広口瓶などに入れます。 3・瓶ごと深い鍋に入れ、瓶の半分くらいまで水を入れます。 4・鍋を火にかけ、沸騰したら火を止めて、自然冷却。 5・冷めた瓶を取り出し、ふたをして、冷暗所で一晩寝かせれば出来上がりです。 飲み方 うわずみ部分を盃に1〜2杯分コップに移し、ぬるま湯で10倍程度に薄めて飲みます。 注意点1・アルコールに弱い人は、多めのお湯で割って飲んでください。 2・黒ゴマ酒は油分が多いので、下痢などをしているときは飲まないようにしましょう。
これで、“腎虚”も改善間違いなし!?効能
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