|
●甲状腺機能障害について甲状腺機能障害には、甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症があります。 1・甲状腺機能亢進症 何らかの原因により甲状腺から分泌されるホルモンが異常に分泌されるもの。 この場合の症状は、動機、息切れ、発汗、体重減少、下痢、眼球突出など。 バセドー病もこの一つです。 この場合の栄養素で大切なのが、タンパク質、ビタミン類(A、B群、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パンテトン酸、ビタミンCなど)、ヨウ素は控えめに。 2・甲状腺機能低下症 甲状腺が機能低下してしまい、甲状腺ホルモンが欠除したり、不足してしまうもの。この場合は皮膚の乾燥、寒がり、全身倦怠、体重増加などが現れるそうです。 小児期には発育不全や知能障害がおこることがあるとのこと。 この場合に食生活で気をつけたいのが、コレステロールと中性脂肪を押さえるべきであるとのことから、サラダ油はやめオリーブ油へ変更。ビタミンCを十分に捕り、食物繊維も十分に摂取することです。海草類を多く食べるようにするとヨードが摂取できます。捕りすぎても機能低下となりますので、気をつけてください。目安で2mg以上は捕りすぎとなるそうです。たとえば昆布1gでも1300マイクログラム含まれます。吸収率が分かりませんが相当摂取してしまうようです。いわし一匹で約200マイクログラムです。 両方(全ての人に言える!)に言えることは、マーガリン、ショートニング類の人工油脂は厳禁です。これらはプロスタグランディンの正常な生成、代謝を阻害してしまうことが指摘されています。 お菓子、市販の揚げ物、ショートニングを使ったパン、練り製品などは避けたいです。 女性の場合、女性ホルモンが弱ってくると、副甲状腺ホルモンが活発となり、骨のカルシウムが取り出されるようになるため、骨そしょう症や変形性の関節症などが心配されます。
けんこう通信トップへ |